
▲ ポスター

▲ 武寧王陵金製冠飾

▲ 朝鮮時代高宗下賜硯

▲ 独立運動家 金佐鎮将軍遺墨

▲ 忠清南道無形遺産 紙繩工芸

▲ 伝統織物工芸 チョガッポ

▲ 礼山彫刻家協会 福袋
忠南歴史文化研究院(院長:キム・ナクジュン、以下 研究院)は、6月26日から8月4日までの約6週間、アメリカ・ロサンゼルス韓国文化院(院長:イ・ヘドン)にて、忠清南道の輝かしい歴史と文化を紹介する「2025忠南文化遺産LA特別展」を開催すると発表した。 本展示は「百済:韓国の隠された文化遺産(Baekje: The Hidden Cultural Heritage of Korea)」をテーマに、百済の世界遺産と忠清南道を代表する有形・無形文化遺産を中心に、多彩なコンテンツを展開する。
今回の展示は「2025年~2026年 忠清南道訪問の年」を迎えるにあたり、海外からの観光客誘致を目的としたグローバルな広報活動の一環として企画され、忠清南道が誇る百済文化やソンビ文化(朝鮮時代の儒学者文化)などの歴史観光資源の価値を世界に広く発信するために開催されるものである。
展示はロサンゼルス韓国文化院の常設展示室と特別展示室の2つの空間で行われます。今回の展示では、忠清南道を代表する文化遺産である百済の金銅大香炉、木画紫檀碁局、武寧王陵の金製冠飾、朝鮮時代高宗が下賜した硯、独立運動家・金佐鎮将軍の遺墨などの有形文化遺産35件63点、忠清南道無形文化遺産の紙縄工芸・デンデンイ(民俗玩具の一種)など17件35点、伝統織物工芸作品のチョガッポ・三角枕など36件59点、現代彫刻作品の舞踊家・福袋など10件10点が展示される。これに加え、無形文化遺産に関連するコンテンツやプロモーション映像など、多彩な見どころや体験を通じて忠南文化遺産の真髄を味わうことができる。
6月26日(木)午後7時に開催される開幕式には、キム・ナクジュン忠南歴史文化研究院長、キム・ヨンワンLA総領事、イ・ヘドンLA文化院長をはじめ、忠清南道とLA地域の文化芸術関係者、さらに大韓人国民会記念財団理事長、忠清郷友会理事長などの主要関係者が出席し、展示観覧とレセプションが行われる。
また、特別展と連携した事前プログラムとして、「百済、韓国の隠された文化遺産」をテーマにした講演も行われ、現地の韓人社会やアメリカの一般市民に百済の歴史文化への理解を深める機会を提供する予定だ。
あわせて、研究院は忠南文化観光財団、韓国観光公社LA支社、大韓人国民会記念財団、米州西南部の忠清郷友会などと業務協約(MOU)を締結し、今回の特別展の広報を行うとともに、海外に所在する遺物の寄贈や文化交流協力の基盤も整備する計画だ。
広報活動も多角的に展開される。研究院は、米州地域の放送・新聞インタビューやインフルエンサー懇談会の開催、世宗学堂などの地域機関・団体を対象とした忠清南道文化遺産の広報を計画している。
あわせて、サンディエゴの「韓国の家」(7月4日~7月12日)、アナハイムで開催される世界テコンドーハヌマダン(7月17日~7月19日)、LA韓国教育院(7月25日~8月3日)など、韓国関連機関や主要イベント会場などに展示・観光プロモーションブースを運営し、忠清南道文化遺産の美しさを広く伝えるとともに、「忠清南道訪問の年」のPRも併せて行う予定だ。
キム・ナクジュン忠南歴史文化研究院長は、「アメリカは世界の国々の中で中国、日本に次いで韓国を訪れる観光客が多い地域であり、また在外同胞が最も多く居住する地域でもある(2024年度の韓国訪問外国人1,637万人中143万人、在外同胞708万人のうち261万人)。今回のLAでの特別展は、海外の韓人社会はもちろん、現地の来場者にも忠清南道の歴史と文化を知ってもらうきっかけとなるだけでなく、それを通じて現地の人々の忠清南道訪問促進にも寄与すると期待している」と述べた。
担当部署:忠南歴史文化研究院 博物館運営部
電話番号:041-840-5081