Chungcheongnam-do

▲ 忠清南道に「ゴッジュ」ブームが巻き起こっている。同アプリで歩数、移動距離、消費カロリーなどを確認することができる。


道民7人の1人が使用中
365日ゴッジュとともにウォーキング

会員の歩数累計955億歩
距離に換算すれば地球1,673周
936万6333㎏の炭素排出を削減

健康管理しながらポイントもゲット
歩数で寄付につなげるキャンペーン
「ゴッジュアプリ、今すぐ登録してみて」

日常の中でワォーキングをした後、集まった歩数でポイントを貯めたり寄付もできるアプリ「ゴッジュ（*「歩こう」という意味の忠清道方言）」が評判を得ている。

忠清南道がリリースしたアプリ「ゴッジュ」が、サービス開始から29ヶ月間で会員30万人突破を目前にしている。

ゴッジュは、ウォーキングを通じて道民の健康増進を図るために道がスポーツ福祉政策の一環として開発し、運営している。

ゴッジュの会員は、5月20日付けで計28万6143人と集計されている。

これは、道民(4月末基準211万9296人)7人のうち1人がゴッジュに登録して活用していることになる。

市郡別の会員は、▲天安 6万7751人 ▲牙山 3万9280人 ▲瑞山 2万5008人 ▲唐津 2万1653人 ▲論山 1万7224人の順となっている。

年代では、▲10代以下 6万2951人 ▲20代 1万8638人 ▲30代 3万5829人 ▲40代 5万9922人 ▲50代 4万9052人 ▲60代 3万8416人 ▲70代 1万8428人 ▲80代以上 2907人。

最高齢のゴッジュ会員は泰安に居住する98歳の高齢者で、最年少は保寧に居住する6歳の子どもであることが確認された。

会員の総歩数は955億7482万6897歩。

ゴッジュアプリの会員が歩いた総距離は、地球1,673周分(6690万2379㎞)で、カーボンニュートラル効果に換算すれば936万6333㎏の炭素を減らしたことになる。

もっとも多く歩いた会員は錦山に居住する40代で、2020年1月から現在まで一日平均4万892歩ずつ、計3,525万歩を歩いたことになる。

アプリ内には特に地域や職場、学校別に2,582の小グループが開設・運営されており、アプリの活性化を牽引している。

また、道と市・郡、グループ別に課題(チャレンジ)を定期・不定期的に出し、成功したらポイントを付与してアプリの活性化を後押ししている。

たまったポイントは、コーヒーショップやコンビニで現金のように使うことができる。

65歳以上の高齢者対象では、健康インセンティブ制度を実施し、毎月20万歩以上歩けば道内の農産品をプレゼントする。

規則的なウォーキングには▲うつ病の緩和 ▲腎臓病の予防 ▲ダイエット ▲老化による記憶障害の改善 ▲生活習慣病の予防 ▲ストレスの解消 ▲骨粗鬆症の予防といった効果がある。

道は、今月末まで高齢者・友達へのレコメンド、青少年の会員登録、ソーシャルメディア(SNS)広報などのキャンペーンを行っている。

「ゴッジュ」はスマホでグーグルプレイなどのアプリストアからダウンロードして登録・活用することができる。

一方、道は、本格的な猛暑を前に、屋外では十分な休憩を取ったり水分を補給するなど、基本ルールを守りながら活動することを呼び掛けた。​